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ここあすクリニック市ヶ谷
- #心療内科
- #ナチュラル
曲線の柔らかさと落ち着いたマテリアル
心療内科という科目の特性上、心を刺激しないインテリアや患者のプライバシーに配慮した空間が求められた。
空間全体に柔らかい印象を持たせるため、壁や家具などに曲線的なデザインを施した。
木目のR壁や空間を囲むような帯状の垂れ壁、角を丸めた家具。
それらの柔らかいデザインは、空間を構成する直線的な部分と対比されることで、より一層強調される。
白を基調とした空間の中に、グレーの壁や石目柄の素材、彩度の低い木目を使用することで、心を刺激しない、落ち着きと安心感のある空間を演出。
レイアウトでは、出来るだけ壁や窓に向かって待合を設け、患者同士の視線が合わないように配慮。
そうすることで、空間中央に余白が生まれ、狭さを感じさせないゆとりのある空間に。
壁の一部には鏡を使用し、帯状の垂れ壁を増幅させることで、柔らかさの強調と奥行き感を演出。
垂れ壁内に仕込んだ間接照明は、柔らかい光を落とし込み、空間のアクセントに。
柔らかい印象と安心感のあるクリニックとなるように空間全体をまとめた。